幸せの5つの種類 ポジティブ心理学 マーティン・セリグマン

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皆さんは幸せって何だろう?って一度は考えたことはありませんか。今回はマーティン・セリグマンの幸せの5つの種類についてまとめます。人が持つ幸せの5つのタイプとは一体なんでしょうか?

幸せの5つの軸

マーティン・セリグマンは「ポジティブ心理学」の第一人者で、人の幸せは5種類に分けられることを提唱しました。

達成 Achievement
「達成」は与えられた目標をクリアしたり、誰にもできなかったことを成し遂げたりするときに感じる幸せのことです。目標としていた資格取得や受験に成功したり、ダイエットに成功したりしたときに感じる幸せで、自信に繋がりやすいタイプの幸福感です。

快楽 Positive emotion
「快楽」は脳内ドーパミンが放出されるようなタイプの幸せのことです。具体的にはおいしいものを食べたときや、性といった本能に関係するもの、タバコ(ニコチンはドーパミンと似た反応をする)やギャンブル、射幸心を煽られるソシャゲのガチャで大当たりを当てたときに感じるような享楽的な遊びで得られる幸せのことです。行動の結果直ぐに結果がフィードバックされるようなタイプの体験に多いです。

没頭 Engagement
「没頭」は何か作業に熱中、夢中になっている時に感じるタイプの幸せのことです。これは以前紹介したチクセントミハイの「フロー体験」の時に感じる幸せと同様で、人の人生はいかにこの没頭状態を作り出すかによって幸福の総量が変わると言われています。

良好な人間関係 Relationships
「良好な人間関係」はその名の通り、人間関係によって得られる幸せのことです。近年では多くの研究で人が感じる孤独感ストレスがタバコよりも害悪である事が分かってきています。これは私も思い当たることが多く、人間にとって自分の好きな人と楽しく幸せに暮らすことの幸福感は本能に植え付けられたものだといえます。

意味合い Meaning
「意味合い」は自分のしている仕事が誰かに貢献できている、意義を感じることが出来ている幸せのことです。自分なりに自分の行動に大義名分を見いだせている状態といえます。これはモチベーションの源泉にもなり、毎日を快活で明るく過ごすためにはかかせないものです。ロシアの文豪ドストエフスキー後期の作品「地下室の手記」に、「人にとって最もつらい拷問は土を掘って、できた穴をまた埋めるという作業を繰り返すことだ」との記述があります。何の意味も無い単純作業をずっとやらされていると人は発狂してしまうこともあるのです。人は無意味なことに耐えられないので、今自分のしている行動は自分にとってどんな意味があるのかをしっかりと認識することが大事です。

この幸せの5つの種類は、今の自分が何を幸せと感じるのかのヒントになると思います。

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フロー状態まとめ 人生の幸福はいかに熱中、没頭状態を作れるか ミハイ・チクセントミハイ

◆参考

「モチベーション革命」尾原和啓
マーティン・セリグマン Wikipedia
「ポジティブなだけの人は幸せになれない」 人生の幸福を最大化する、3つの生き方
パレオな男「孤独はタバコと同じぐらい体に悪いらしい 」

 
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