在宅勤務・テレワークのメリットまとめ


在宅勤務・テレワークのメリットまとめ
今回は通勤通学について、在宅勤務のメリット、デメリットの知見をまとめてみます。結論を言うと、在宅勤務はメリットだらけ出社と在宅のバランスが取れるのが一番良いというものです。

通勤通学のデメリットとは。

日本人は世界でみても通勤通学の時間が長く、平均して往復1時間以上通勤通学に費やしています。

長時間通勤のデメリットは多くの研究がありますが、賛否両論はあるものの結論は一定して通勤時間が長くなるほど不幸になりやすいというものです。

■通勤時間、通学時間が長いと・・・。
・ストレスが増して生活の満足度が大きく下がる。
・年収が40%アップしても長時間通勤では割に合わない。
・夫婦の離婚率が高まる。
・睡眠時間、運動不足といった基本的な生活の質が下がる。
・風邪や病気などに掛かりやすくなる。

こうしてみると長時間通勤は本当に割に合わないですよね。それだけで消耗しますし、消耗した結果ストレスやイライラから簡易的な息抜きや暴飲暴食、無駄な買い物も増えてしまう・・・。

会社や学校の近く住んで移動の時間・ストレスを減らしたほうが遙かにメリットがあるのは間違いないと言えるでしょう。

在宅勤務のメリットとは?

では在宅で仕事を行うようになると何が良いのか?についてみていきます。

■在宅のメリット
・自分で仕事をコントロールしている感覚(スケジュール感などを自分で調整しているという実感)が高まり、満足度や人生の充実度が高まる。
・仕事に対する満足度が上がり、仕事が好きになる。
・黙々と自分のペースで仕事に没頭できるから集中する時間が長くなり、生産性が向上する。

基本的に在宅勤務は仕事のパフォーマンスを高め、人生の満足度も向上すると言っても良いかと。会社組織に属していると休みたいときに休めなかったり、同僚に話しかけられたりして集中が途切れてしまうことがありますからね・・・。自分のペースで仕事を進めることでストレスも下がり、リラックスして仕事に没頭することで生産性も高まるので良いことばかりです。私も在宅勤務を長期間行った時期がありますが、まさに上記のメリットを実感しています。

経営者にとっては、在宅勤務にすることで従業員離職率の大幅な低下が見込めることも示唆されています。

在宅勤務のデメリットは?

もちろん家では集中出来ないという人も居ると思います。在宅勤務に向かない場合の条件やデメリットなどをまとめてみます。

■在宅勤務のデメリット、在宅勤務が向かない仕事の条件
・一人で煮詰まったとき、誰かに話して発散する機会が少なくなる。
・新しいプロジェクトの立ち上げ、チームを新たに作るスタートの時期は対面の方が良い。
・職能的にクライアント(顧客)との面談や営業など他者との接客回数が多く求められる人は適度に出社した方が良い。

基本的に在宅勤務のデメリットは殆ど無いのですが、一人で仕事をするのが辛い人一定のコミュニケーションがあった方がモチベーションが高まる人もいるので、自分がどちらに向いているのか確認するのが大切かと思います。

人は社会的動物なので、職場に行って他者とコミュニケーションを取ることで気持ちや知識などの情報共有がしやすいこともありますし、職場に会いたい友人が作れれば職場での生産性は高まるでしょう。

実際に在宅仕事を実践してみた経験から思う事

私は一人で黙々と仕事をこなすタイプなのですが、確かに在宅で仕事をする事でストレスも低く、余力も残した状態で高い生産性を保って仕事が出来ることを実感しています。

ただ、上手くいかない時や注意するべき点もあって、
・通知は切る。
・誘惑となる情報やモノは見えない所にしまっておく。
・仕事をしすぎてしまう事があるので、意識的に息抜きの状態を作る。
・良い意味での緊張感を保つ為に、その日のうちに達成するべき目標を決めておく。
・たまには家以外のカフェなど場所を変えてみる。

といった、在宅で仕事をした時に煮詰まったときの対策を意識する必要があると思います。実際にやってみるとずっと在宅仕事よりも、会社に行く日もあるし、行かない日もあるといった感じで仕事の緊張と弛緩のバランスが上手にとれるような配分が最も生産性が高まる実感があります。

ちなみに通勤時間のダメージを減らすためには、
・日々の身体の活動量を増やす。
・通勤時間に充実した活動をする。

が有効で、移動時間には疲労感からぼーっとしたりするよりも、一日にやること、ゴールを達成することの為に出来る事を行うことが出来ると良いのだそう。(セルフコントロール能力が高い人(集中力が高い人)は通勤によるダメージを受けにくいと言われています。)

自分の意志、自分の力で仕事を進めていく状況はものすごく達成感とやる気を高めてくれます。せっかくのテレワークも管理職の人がいちいち監視を行うようになると生産性が下がるといいます。自分なりに自分のパフォーマンスがいつどこで最も発揮できるのかを知るのが重要ですね。

参考・出典

Long commutes ‘bad for marriage’: Swedish study
Does Working from Home Work? Evidence from a Chinese Experiment
Unpacking the Role of a Telecommuter’s Job in Their Performance: Examining Job Complexity, Problem Solving, Interdependence, and Social Support
・エビデンス文献参照元:パレオな男
・「強いチームはオフィスを捨てる: 37シグナルズが考える「働き方革命」」ジェイソン・フリード、デイヴィッド・H・ハンソン[著]高橋 璃子[訳]早川書房

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