堀江貴文「刑務所いたけど何か質問ある?」がなかなか面白い。 


Kindle Unlimitedで読める堀江貴文「刑務所いたけど何か質問ある?」を読みました。これがなかなか面白い。

書誌情報

「刑務所いたけど何か質問ある?」 堀江貴文[原作] 西アズナブル[漫画] 文藝春秋 (2014/2/14)

妙にリアルなマンガで描かれた刑務所の中の世界

「マンガ刑務所なう。&わず。完全版」と表紙にあるように、この本は以前刊行された堀江貴文氏の刑務所時代のことを描いた本のマンガをまとめたものです。そのため全部マンガです。イラストがなんともリアルタッチで、ライブドア社長だった堀江氏の逮捕から刑務所、そして出所までの心境を生々しく描き出しています。何よりマンガの感情表現がうまい。

このマンガを読むと刑務所にも人間関係があり、それに悩まされることが分かります。

・刑務所の中は上下関係が厳しく、同じ受刑者でもランクがあること。
・同じ夢を何度も見ること。(仲間がいつの間にか離れて行ってしまう夢というのがリアル!)
・刑務所の中も慣れてくるということ。
・手を洗わないすごく不潔な受刑者も多いこと。
・受刑者同士で髪のカットや食事の世話をしていること。

刑務所の中では食事も寝る時間も制限されるのですが、それをダイエットになる、と堀江氏が前向きに考えていたのも良かった。
刑務所の中だと後ろ向きになりがちですが、悩んでいても仕方がない、前向きに今できることに取り組む姿勢は大事ですね。

マンガの中で堀江さんの友人・知人たちが面会に来ているシーンや、差し入れをしていることがあって、そこがいいなと思いました。
大きな事件もあったし堀江さんを嫌う人も多いだろうけれど、支えてくれる人が居るからこうした刑務所の中でも耐えられるのだとしみじみ感じました。

総評

おすすめ度(10段階) ☆☆☆☆☆ ☆
普通の人が体験することはない刑務所体験を面白おかしく人間ドラマとして描いた本。マンガの絵が妙にリアルで、感情表現豊かなので楽しく一気に読めます。テンポも良いのであっという間に読了しました。この本を読んで、人生何でも糧にできるんだな、と思いました。後はやっぱり支えてくれる仲間の存在は大きいですね!私ももっと仲間を増やしていかなきゃいけないな〜と感じました。